キャルバリー・バイ・ザ・シー教会
Calvary by the Sea Church
国内挙式とは違い、海外で挙式を行うことになった際、日本からはるばる時間をつくって足を運んでくれたゲスト一人一人にお車代を払うとなると、金額はかなり高額になります。
どのくらい支払うことがゲストやカップルにとってベストなのかはケースバイケースですが、今回は海外ウエディングをお考えのおふたりに、ゲストの方へのお車代をどうすれば良いのかわかるように、ご紹介をさせていただきます。お車代を出す・出さないを検討する前に基本的な情報として知っておきたいポイントです。
ハワイ挙式のお車代は必ずしも渡さないといけないものではなく、明確な金額も決まっておりません。
参列するゲストすべての旅行代金を一部負担、全額負担、などよく聞きますが、挙式のシーズンやホテルのグレードによって費用は倍以上変わってきます。お車代はおふたりからのお礼の気持ちを表すものの内の1つであるだけなので、負担する・しないにしてもマナーと基本情報さえ理解していれば、お車代にこだわらなくてもいいでしょう。
お車代は必ず渡さないといけない決まりではないですが、結婚式に出席してくれたゲストへは、遠方から駆けつけてくれたことへの感謝の気持ちを表すようにしましょう。
お車代を渡すタイミングは、結婚式の当日に会場で渡すことが一般的です。のし付きのご祝儀袋やポチ袋に入れて渡します。現金をそのまま渡すことはマナー違反になりますので注意しましょう。
国内挙式の場合は、交通費のみをお車代として渡すことが一般的ですが、海外で結婚式をするときは、<交通費(飛行機代)+宿泊代(ホテル)>をお車代として扱います。
ただし、海外でのリゾートウエディングともなるとゲスト1名1名にお車代を負担することは、金額的にも高額になりますので、おふたりの今後のライフプランもしっかりと相談したうえで、負担する予算について検討するようにしましょう。
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全員に一律お車代を渡すのではなく、負担する人・しない人をおふたりで相談してみましょう。
おふたりとゲストとの関係性や、ふたりにとって必ず参列してほしい人があれば、全額・もしくは一部負担することもあります。お車代の有無について、迷われたときは挙式担当のスタッフへ相談してみることもひとつです。
海外での挙式をおこなうにあたって、招待する参列者は両家の両親や兄弟など少人数に絞ることが多いため、必ず来てほしい親族を招待するときはおふたりがお車代金を全額、もしくは一部負担されるパターンもあります。どうしても結婚式に来てほしい友人がいるときはお車代を負担することが望ましいですが、大きな出費になるので友人は絞ることが多いです。
全額負担が難しいときは、新郎新婦がお車代を一部負担する。いくらまでの負担にするかルールは決まっていませんので、おふたりの経済事情や招待する人数に応じて決定すると良いでしょう。
一部負担される方のなかには、次のようなパターンがございます。
ハワイまでの旅行はカップルがゲストの分まで手配をして、旅行の申込み代金(3~5万円)のみ負担し、その後の残金はゲストに負担してもらったり、当日は、結婚式場までの送迎車やパーティー(挙式後の披露宴)のお食事代金はカップル負担にされる方がほとんどです。
多くのゲストを招待するときや、金銭的な問題でお車代が用意できないときは自己負担をお願いしておきましょう。
この場合、ご祝儀はお断りしておきましょう。
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お車代を負担する、しない、に関しては、トラブルの原因にもなる可能性があります。事前に必ず伝えておくようにしましょう。
海外挙式でお車代を渡さない場合は、ゲストへ招待状を送る前に、直接お車代について伝えておくことをおすすめします。もちろん招待状へも記載が必要ですが、事前の知らせなく「お車代金は自己負担でお願いいたします」と記載してしまうと気分を悪くされる方も中にはいらっしゃいます。また、ゲストとおふたりのなかで相違が生じないように、どこまで負担が必要なのか(全額・航空券のみ)まで細かく伝えて確認をしておくことがおすすめです。
金銭の問題はトラブルの原因にもなるので、必ず事前に招待状に<お車代の用意ができない>旨を伝えておくように準備しておきましょう。
ゲストは海外旅行に行くスケジュールの確保(最低3泊5日あれば望ましい)、ハワイまでの飛行機代や宿泊先を自己負担で用意することになります。
また、とくに女性ゲストは、リゾートウエディングらしいドレスや参列用の服装(ムームー)など、結婚式関係以外でもなにかとご出発までに買い揃えたり、準備が必要になります。
「もしよかったら来てほしい」という気持ちははっきり伝えたほうがいいですが「必ず来てほしい!」などの結婚式への出席を強要することは絶対に避けましょう。
お車代を用意しない場合、もしくは一部でも負担してもらった場合は、ご祝儀を辞退しましょう。ハワイまで自費で来てもらい、ご祝儀まで用意してもらうとさらにゲストの負担になってしまいます。
他にも、滞在先のホテルから挙式会場までの送迎車手配を行ったり、食事会はカップルで負担するようにしましょう。
ゲストとの関係性、おふたりの経済状況などさまざまですが、ハワイ挙式の場合、ゲストのハワイまでの旅費(お車代)は各自負担して貰うことがほとんどです。
その代わりご祝儀は頂かず挙式当日の送迎や、パーティのお食事代金はおふたりが負担するというケースが多いです。
ゲストへお誘いの連絡をするときに、あらかじめ旅費はおふたりが負担するのか、いくらまで負担するのかお伝えしておくとよりスムーズです。
少しでも負担したい、と気持ちがある場合は、お車代の金額にはご祝儀のように、明確なルールや平均相場はございませんので、おふたりの経済状況や、ゲストとの関係性を考慮しながら具体的な負担額を相談して決めましょう。ゲストにとってもおふたりにとっても、気持ちのいい海外挙式になるよう事前準備は計画性をもってすすめていきましょう。