友達の結婚式でハワイにお呼ばれした時や、家族がハワイ挙式をするという時、まずは常夏の青い海とビーチ、光の反射がまばゆい程の白いチャペル、息をのむほど壮大なステンドグラスのある教会など、ハワイウェディングならではの挙式会場が思い浮かぶのではないでしょうか。ワイキキを中心としたハワイと日本では気候も結婚式のスタイルやルールも少し違うので、服装ももちろん変わってきます。女性だけでなく男性も、親族や友人として参加する方も対象に、ハワイウェディングでも困らない素敵な印象を与えられるような、服装選びについてご紹介します。
ハワイ挙式に参列するときの服装マナー
服装選びのコツは、まずハワイの挙式スタイルや、気候を事前に押さえておくことが大切です。
常夏のハワイですが、冷房の効いているチャペルや食事会場ではストールやカーディガンなど羽織れるものを用意し、冷房対策も必要となります。是非、服装選びの参考にしてください。
結婚式のスタイルもさまざまです。
ハワイ挙式は伝統的な教会や結婚式専用のチャペル、ロケーションに優れたビーチやガーデンなど、さまざまな挙式会場・スタイルで行われます。教会での挙式なら露出を抑えるために羽織ものを用意したり、ビーチやガーデンなど自然に囲まれた結婚式なら歩きやすい靴・サンダルを選んだりと、会場や挙式スタイルによって服装の考え方が変わります。そのため、服装選びを間違わないためにも、挙式のスタイルは事前に確認しておくと良いでしょう。 挙式のムードによっても選ぶべき服装は異なりますので、いくつか例を上げてご紹介します。
華やかなムードの場合
ハワイ挙式ならではの雰囲気で、出席したゲストも含めて楽しく・華やかに過ごしたい場合は、定番の物を選ばずに多少派手な色合いや柄物を選択するのも問題ありません。華やかな雰囲気の中で写真映えすること間違いなしです。
荘厳な雰囲気ならシックな色合いの服装が好まれる
挙式スタイルで服装の考え方が変わると前出に記載しましたが、ハワイ挙式も厳かな雰囲気の挙式会場やスタイルがあります。
その場合は、やはり定番のシックな格好をする方が、印象は良いと言えます。
もちろん、足元にも気を配りカジュアル過ぎない靴を選んで下さい。
日本とハワイの服装マナーの違い
日本で結婚式に参列する場合は、基本的にフォーマルにまとめ、女性はワンピース、男性はスーツが一般的です。親族であれば、留袖や色留袖、礼服や和装での参列が一般的です。
ハワイ挙式における服装についても、国内挙式と同じような服装で参加しても問題はありません。しかしながら、せっかくのハワイ挙式です。ハワイでの正装で参列するのもハワイらしさが演出できてより楽しめるでしょう。
ハワイの正装といえば、女性はムームー、男性はアロハシャツとスラックス等と合わせて着用します。通気性に優れ、常夏のハワイでも快適に過ごすことが出来る装いとなります。
たとえ、リゾートウエディングとは言えサンダルやジーパン(ジーンズ)での参列はマナー違反となりますので、事前に準備しておくのが安心です。また、新郎新婦からドレスコードの指定がある場合もありますので、指定のルールに従った服装を用意しておくことが必要です。特に指定がない場合は一緒に参列する、友達や親族にも相談し服装に統一感を持たせるのも良いかもしれません。
招待する側も、される側もドレスコードがある場合には、招待状や付箋に記載されている事が多いので、招待する側はドレスコードを記載してあげる事で、ゲストも出席しやすくなります。また、出席する際は、ドレスコードがどこかに記載がないかなどを十分チェックして、ハワイ挙式に出席すると当日スムーズに楽しむ事が出来るでしょう。
また、ドレスコードは服装だけではなく、身に着けるアイテムやカラーが決められている事もありますので、ここもしっかりとチェックしておく事がオススメです。
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【参列者別】ハワイ挙式で選ばれやすい服装
ハワイ挙式で、選ばれやすい服装といえば、やはり女性はムームー・男性はアロハシャツがおすすめです。せっかくハワイに来たのだから、ハワイらしい衣裳で参列すると気分も盛り上がること間違いなし♪
友人
友人としてハワイ挙式に参列する場合は、女性の場合はムームー・サマードレス・フォーマルドレスやとなります。男性の場合は、アロハシャツやスーツでの参列が一般的となります。
友人同士でお揃いのブライズメイド(女性ゲスト)やアッシャー(男性ゲスト)もハワイ挙式では人気の参列スタイルです。
両親・親族
親族の服装も、ハワイの正装であるムームーとアロハシャツを選ぶ場合が多いです。夫婦や家族で柄やカラーを合わせ、お揃いの衣装で参列することも。国内挙式の正装でも、もちろん問題ありませんが、両家で一体感のある色味を選ぶなど、ちぐはぐにならないように注意しましょう。
新婦の父親は、国内挙式と同様に花嫁と一緒にバージンロードを歩きます。
定番のモーニングや、タキシードを着用すると、雰囲気が締まります。
ただ、こちらも同様に注意したい点は前段にも記載した通り、新郎新婦の両親と合せる事が望ましいので、ちぐはぐにならないようにだけ注意しましょう。
また、パーティーでアロハシャツやムームーに着替えるとよりメリハリが出てハワイ挙式を楽しめるでしょう。
ハワイ挙式の服装の例とコーディネートの注意点:女性編
女性ゲストの場合は、選択肢としてはムームー・フォーマルドレス・サマードレス・ブライズメイドなどがあります。最近の「インスタグラム」の影響もあり、「インスタ映え」する衣装を意識して選ぶと新郎新婦にも喜ばれるのではないでしょうか。
注意点としては、パンプスやミュール、サンダルなどは挙式スタイルによっては歩きにくかったり、ビーチやガーデンではピンヒールなどは地面に埋まってしまう可能性もありますので、避けた方がベターです。 「インスタ映え」も考えながら、どの様な挙式スタイルなのかを確認して足元のおしゃれを楽しんでください。
フォーマルドレス
フォーマルドレスを着用する場合は、国内挙式と同様の選び方で問題ありません。ただし、せっかくのハワイなので薄手の生地や色鮮やかな物を選ぶと、リゾート感も出てハワイ挙式らしいコーディネートになります。
ハワイ挙式正装のムームー
ムームーは、聞いた事、見たこともある方も多いと思いますが、ハワイらしい色鮮やかな生地に、ハイビスカスなどのモチーフがプリントされたドレスのこと。ゆったりとしたAラインのシルエットが特徴です。年代を問わず楽に着ることができるので、家族でお揃いのムームーを着るのも一体感が出ておすすめです。
ブライズメイド
海外挙式 、ハワイ挙式といえば、おすすめしたいのが、お友達やご姉妹がお揃いのドレスで結婚式のお手伝いをするブライズメイド!
お揃いの衣装というところで、かなりテンションあがります!
新郎新婦が決めた結婚式のテーマカラーに合わせて用意するブライズメイドのドレス。
同じ色・デザインのドレスや色は同じでディティールの異なるドレス、同じ色味のグラデーションドレスなど、仲の良い友達・姉妹と一緒に楽しく衣装選びをしてみるのはいかがでしょうか。
服装に合せて、ネックレスやヘアメイクも決めていきます。ヘアについてはハワイ風などもある為、ゆる巻きや、アップスタイルがおすすめ。
友達とお揃いのネックレスや小物を準備するのも、「インスタ映え」のポイントです。
アクセサリーもハワイらしいものやハワイの定番アクセサリーを選ぶと雰囲気になじみやすくなります。
例えば、ハイビスカスやプルメリアといったハワイらしい花をモチーフにしたアクセサリーを取り入れると、「インスタ映え」する写真とハワイの思い出が残せるのではないでしょうか。是非参考にしてみてください。
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ハワイ挙式の服装の例とコーディネートの注意点:男性編
男性ゲストの場合、正装はアロハシャツです。パイナップル柄やウミガメなどのハワイアンモチーフ、色鮮やかなものからシックなものまでハワイならではのデザインがあります。夫婦やカップルで参列する場合は、お揃いの柄にすると統一感が出てGOOD。
男性ゲストの服装で注意したいのは「ズボン(パンツ)」です。
ベージュ・白系など明るい色味のチノパンや夏用スラックスなどを合わせるのがおすすめ。友人のお揃いの色味のズボンを合せるとGOOD。
気温が高いハワイでは、ついつい短パンを履きたくなりますが、マナー的には長ズボンを合わせる方が無難です。
また、結婚式当日の靴は、様々な挙式スタイルに対応できる革靴を合わせましょう。ビーチ挙式スタイルの場合は、歩きやすいデッキシューズもおすすめ。カジュアル過ぎるサンダルやスニーカーは避けるのが無難です。
スーツの場合
正装がスーツの場合、上着は白以外の明るい色を合わせるのがおすすめ。靴もスーツに合う革靴や、サドルシューズを合わせるとおしゃれに演出できます。
また、生地も麻などの素材をチョイスするとリゾート感が演出でき、オシャレ感もアップします。ネクタイは基本的には無しで問題ありませんが、友達とお揃いの蝶ネクタイをつけるのもおすすめです。
アッシャー
新郎とイメージを統一! アッシャーは2~5人くらい選ばれることが多いようです。
新郎の付添人ということで、衣裳も新郎の衣裳とリンクさせるのが一般的。
新郎とおそろいのものを身に着けます。たとえば、新郎と同じ色の
- スーツ
- ベスト
- ネクタイ
- サスペンダー
- ソックス
- ブートニア
ですが、ハワイ挙式でのアッシャーですので、サスペンダー・蝶ネクタイ・ソックス・ベスト・サングラスなど小物を統一するだけで、統一感が出てインスタ映えするアッシャーに!
ハワイ挙式の子供の服装のポイントは?
結婚式に子供連れで参列するとき、どのような服装が良いのでしょうか?
おすすめのスタイルはやはり、子供用のアロハシャツやハワイアンドレスです。
カジュアルな雰囲気でリゾートらしいだけでなく、日本のドレスなどよりも着心地もよいのがうれしいですね。
ハワイ挙式ではビーチサンダルなどカジュアルになりすぎなければサンダルでも問題ありません。
スニーカーはカジュアルすぎるのでできれば避けるのがベターです。
ハワイ挙式に参列するときの子供の服装は、男の子ならアロハシャツ、女の子なら子供用のムームーやアロハ柄のワンピースなどがおすすめです。
暑い気候のなか、首元のつまったシャツやブラウスは、子供たちにとってもストレスとなるため、やはり環境に合う服装を着せるのがベター。
乳幼児はマナーよりも「履き慣れた靴」で参列するのがおすすめです。
小さな乳幼児の服装は、お出かけ用の服であれば問題ありません。大人ではNGとされる白い服も乳幼児の場合は気にしなくてOK!服装のマナーよりも、履き慣れた靴を履かせるようにしましょう。
その他、普段の外出用に持ち歩く、おむつやタオル、着替えなどもきちんと準備しておくことが必須となります。
ハワイ挙式の服装に合わせるバッグは?
ハワイ挙式へ出席する際でも、ハンカチなど常備しておきたいものがあります。
女性であれば少しお化粧直しをしたい時や財布・パスポートなどもあります。
国内挙式の際も同様ですが、コンパクトなバッグを持って行くことをオススメします。クラッチバッグや、ショルダーバッグなど服装に合せて選ぶと良いでしょう。
また、ハワイならですがリゾート風のカゴバッグもコンパクトな物であれば良いと思います。
ハワイでは国内挙式の様に、荷物を預けられる(特に貴重品)クロークなどがある場合が少ないので手ぶらで行くことは望ましくありません。
必要以上の現金やカードはホテルの金庫に入れて行くなどの工夫が必要です。
ハワイアンスタイルの服装はどうやって手に入れる?
ハワイアンスタイルの服装は、日本で事前に購入、レンタル、現地で調達が主な方法となります。ご自身のスタイルに合った準備方法を探してみてください!
現地で慌てたくない……安心重視なら事前に購入がおすすめ!
メリット
現地で服装を選ぶ場合、体型に合わない、似合う色や柄が見つからない……といったハプニングも。もちろん言葉がうまく通じない場合も・・・出発前に準備すれば現地での時間を有意義に過ごせます。女性ゲストでドレスを持っていく場合は、ホテル到着後すぐにハンガーに掛け、アイロンでシワを伸ばしておきましょう。日本で事前にレンタル予約が出来るお店もありますので、是非利用してみて。
デメリット
日本で買う場合、アロハシャツやムームーを取り扱っているお店があまりないため、衣装探しに時間が掛かる場合も多々あります。通販などを上手く利用して効率よく探しましょう。また、事前に購入していくと荷物になる可能性も・・・お土産をたくさん買いたい!という方には現地で手配するのも便利です。
友人と一緒に揃えたいときはレンタル!
メリット
友人と同じ衣装を揃えたり、渡航時の荷物を少なくするならレンタルがおすすめです。統一感のある服装で参列すれば、インスタ映えもGOOD。ハワイでレンタルする場合は、日本人スタッフのいる店舗を選べば細かな希望を汲んだスムーズな対応が期待できます。
デメリット
レンタルの場合、好みの柄やサイズがない場合もあるので、着たいムームーや、アロハシャツがある場合は事前に購入しておくのがおすすめです。
手荷物をできるだけ減らしたい人は現地調達で
メリット
なにより、荷物が少なくて済みます。ハワイ現地では街を歩けば多くのお店でアロハシャツやムームーを販売しているお店があります。
また、ショッピングモールなどで小物と併せて選ぶとより統一感が出てGOOD。
時間に余裕がある方は、数店舗回ってみて購入するのがおすすめです。
デメリット
現地調達となると、挙式前に購入する時間を作り買いに行かなければいけません。
参列スケジュールをぎりぎりで組まれている方には時間に余裕がないかもしれません。
また、サイズやお気に入りのデザインが見つからない場合、余分な時間がかかってしまう可能性があります。
ハワイ挙式の服装は挙式スタイルに合わせて選ぶのが安心
ハワイ挙式では、国内挙式と違いハワイアンスタイルでの参列がハワイ挙式ならではの演出です。ただ一番大切にしたいのは、カップルの新しい門出を親族や友達たくさんの人たちで祝福する気持ちです。
アロハシャツやムームーを着たハワイアンスタイルで、ハワイならではの結婚式を存分に楽しんでくださいね!