【2015年05月29日】
天国にふさわしいホテル~Halekulani~
こんにちは、ハワイ挙式のファーストウエディング谷口です。海外挙式では、結婚式とともに、HONEYMOONとなるご旅行にもこだわっていただきたいと思っています。みなさん憧れのホテルはありますか?ハワイは歴史がある場所。そのホテルの成り立ちだったり、重ねてきた歴史だったり、理念だったり、素敵なエピソードを聞くだけで、ぐっとそのホテルのフアンになってしまうことも少なくありません。先日偶然にも素敵な機会に恵まれました。とても素敵なお話だったので、今日のブログで紹介させていただきたいと思います。(かなりな長文ですみません。。。)
ハワイの歴史があるホテルというと、モアナサーフライダーやザ・ロイヤルハワイアンの名前を挙げられる方が多いと思います。ハワイで最も古いホテルはモアナサーフライダー。2番目はどこだと思いますか?ロイヤルハワイアン?いいえ『ハレクラニ』なのです。ロイヤルハワイアンはハレクラニの10年後だったといいます。一見近代的で新しいホテルに見えるハレクラニにそのような歴史があったとは驚きです。
その歴史は1883年ワイキキにルワーズさんという人が建てた一軒のビーチハウスから始まります。その家には漁師さんや色々な人が憩いを求めて訪れたと言います。ドアの鍵も閉めず誰にでも開かれており、さわやかな風も吹く、開放的なおうちだったそうです。その優しさと心地よさを感じていた漁師さんたちはその家を『halekulani(天国にふさわしい館)』と呼んでいたそうです。こんなに多くの人が来るなら、もっときちんとおもてなしできるようにホテルにしようということで、1907年『Hau Tree』という名前でオープン。この時は、簡素な1軒の邸宅と、5棟のバンガローだったそうです。(見たかったです、バンガローの様子、今のワイキキにない、のんびりとした空気だったんでしょう。。。)そして1917年にキンベル夫妻がホテルを買い取り、『Halekulani』と名付けました。ここから大発展をしていき、1962年ノートンさん(クラップさん?)にオーナーが移った時には、大きな本館と1階建て&2階建のバンガロー37棟ものホテルだったそうです(この風景も見たかった!壮観だったことでしょう・・・・)1969年にホテルの全面改修のため一旦閉館をします。今もあるレストラン(オーキッズ・ラメール)を残して、バンガローはなくなりホテル棟になり、1984年今の形で再openなりました。
ハウツリーホテル時代は、飛行機もなくゲストは船でハワイへやってきていました時代。2週間以上も船にゆられたお客様は早く陸地で休みたいと思っていたそうです。そこでホテルの従業員がカヌーに乗って船までいき、「下船したら、まず何が必要ですか」と聞いたそうです。食事の人もいれば、ベッドで休みたい人もいる。ゲストがホテルに着いた時間にすぐ提供できるように、あらかじめ準備をしてスタンバイしていたそうです。なんて素敵なホテルでしょう!求めるものはゲストによって違う、1人1人を大切に対応する、今のハレクラニにも残っているなあ、、、と感動しました。今でもハレクラニのチェックインは、ロビーでなく、お部屋で行いますが、これも昔からのゲストを迎える歴史が引き継がれているのだなと感動しました。またハレクラニを訪れていつも思うのは、気持ちよく風が吹き抜けていく心地よさとともに、すれ違うスタッフさんの数の多さと、どのスタッフさんも本当に素敵な笑顔で迎えてくれること。これってなかなかないことだと思います。ホテルのものは、すべてホテルで作ったり、提供している、だからスタッフ1人1人がホテルに自信をもって、愛着を持っている、という話を聞いて納得しました。ホテル選びをする際、ポイントはいろいろとあると思いますが、結婚式という特別な滞在だから、ぜひ泊っていただきたいホテル、泊まりたいホテルだなあ、と感じました。みなさん、いかがでしょうか?
(画像はハレクラニホテルのホームページより)
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http://www.halekulani.com/sites/default/files/file/History_Book_0.pdf
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